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遠方より客人きたる

ご無沙汰しています。
先週はクリニックになんと、山口から管理栄養士の方が、銀座のアンサークリニックまではるばるお越しくださいました。管理栄養士さん

彼女は
管理栄養士さん、運動療法士さんの資格をお持ちで、病院や施設、学校からも依頼がくる人気者の栄養士さんなんです。今後は、ご自分が勉強された栄養学に機能性医学をプラスして、既存の運動療法や栄養療法ではケアできない方々むけの、施設をつくりたいという、まことにすばららしいビジョンと努力をされているかたでした。
ぜひ、できるサポートはさせていただきたいとおもっています。

ちなみに
アンサークリニックのサイトを隅々まで読まないとたどり着けない、「隠れサイト」をみて、あいにくる決心をされたそうです。
http://www.e-answer.jp/clinic/011.html

機能性医学研究所のサイト立ち上がりました。今後は、具体的な機能性医学のアプローチを紹介して行く予定です。
www.ifmj.jp

ラストサムライ

ご無沙汰しています。

mdFoodがwebで買えるようになりました。(現在着払い、1月中にはカード決済も可能になります。)

そのmdストアでは、新製品の「エタニテ」プラセンタ+コラーゲン+アミノ酸 ドリンクもかえます。
5本で8400円もしますが、値段にまけないスペックと即効性です。(2、3時間で肌がプルプルになります。)

mdストア

昨日ラストサムライを見ていたら、

勝元&トムクルーズが政府軍と戦う前に、志をつらぬいて負け戦に臨む意志の確認をするシーンで、トムが

KATSUMOTO (渡辺謙)
You believe a man can change his
destiny?
運命をかえることは出来るとおもうか?

ALGREN (トム クルーズ)
No. I think a man can only do
what he can, until his destiny is revealed.
戦って、戦うしかない。自分の運命が明らかになるまでは、


「うん、なるほどね」となぜかなっとくする、年の瀬でした。

来年もガンバリマス!

斎藤糧三


TBSドラマ 「仁 jin 」 大沢たかお

大学病院の脳外科医が江戸時代にタイムスリップというドラマ

TBSドラマ 仁 山盛りゴハン

を見ていました。

主人公の脳外科医の大沢たかおが、江戸時代に、急性硬膜下血腫の手術をした礼に、
食事をごちそうしていただくシーン。

仏壇にお供えするような、茶碗の2〜3倍の高さまで山盛りされたゴハンといわゆるおかずがなくて、漬け物と佃少々お膳で出てきて、それを大沢たかおが見て、驚くシーンがありました。(大沢たかおはそれを、完食せず、出て行ってしまう)

これ、ゴハン山盛りは「お世話になったから」ではなくて

1、稲作が発達した江戸人は、タンパク質を米から摂取しなくてはならなかった。
2、交通手段が発達していなかったので、エネルギー源となる炭水化物を十分とっていた。

お米は炭水化物ですが、タンパク質も含むので、タンパク質源ともなりうる。というか、主要なタンパク質源として江戸時代の人はお米をたべていました。
タンパク質はアミノ酸に分解されて、カラダに利用されいますが、
お米は100gあたりなんと約6g(精製米)。体重あたり1.2g/kgのタンパク質が必要といわれれていますが、ゴハンからタンパク質を摂取するためには、50kgの人なら60gのタンパク質、すなわちゴハン1kgを1日に取らなくてはならなかっ、、 じゃなくて、

なんと、米のアミノ酸の利用されやすさは、動物が必要とするアミノ酸のバランスが悪くて(プロテインスコアともうします。タンパク質の全体の65%しか使われない、リジンとスレオニンが相対的に不足)悪く、タンパク含有率に×0.65しなくてはならないんです。
ひぇ1.5kgのゴハンです。(多くが必要量を満たしてない。満たしても炭水化物としてオーバーカロリー)

それがもったいないという場合は、煮豆、佃煮や豆腐などのリジン含有率が高いものと一緒にたえるんです。鮭とかもいいですね。(タンパク質不足が大きく改善はされないですが)
動物の指向性ってすばらしくて、不足アミノ酸を自然に好むことが知られていて、味の素はネズミちゃんを使って、二日酔いに良いアミノ酸を同定しました。「乾杯イキイキ」というサプリはもうなくなちゃったけど。

締めの「鮭茶漬け」なんかは、アルコール分解に炭水化物が必要なこと、プロテインスコアのよい食べ合わせという意味で、とてもよくできた組み合わせです。

交通機関を一切使わない、エコライフを実践する方には、おすすめです。
「ゴハン山盛り」
運動強度と栄養バランスがマッチしています。

情報ストレスは増して、運動量が減少している現代人には
「mdfood」ですね
先日関係者から「先生のサプリメントは私がいままでふれてきたサプリメントの中で、最も優れています」と、
「あたりまえだけど、どうして?」と聞いたら、引きこもりのお子さんの社交性が増したそうです。
自閉症の分野では、遺伝子多型(遺伝的な個性のようなもの)によって、同じ代謝をする際に、他の人よりも余計に栄養が必要で、そんな事親も医者も知らないので普通の食事を続けていたら、社交性が欠如してくるということがわかっていますので、mdfoodは専用設計はしていませんが、神経系の正常化のお役に立っている事を再確認しました。

ちなみにmdfoodは大豆由来のペプタイド(タンパク質を分解し吸収向上と抗原性低下をねらったもの)を使用しています。
利用効率が高い、乳性(ホエイ)由来のペプタイドの方がいいのでは?といわれるのですが、フードアレルギーの検査結果を日常的にみているので、結構いる「ホエイアレルギー」の人にホエイプロテインは処方できないな〜ということで、大豆由来を使っています。
プロテインスコアを下げている原因となるメチオニンは、添加することで、利用率の向上をねらっています。
グルタミンは免疫低下の改善や腸管機能の低下を抑えるために、添加しています。グルタミンには運動時に筋肉が壊れにくくなるため、スポーツ向けのプロテインに添加されていることが多くなっていますが、その多くは、小麦グルテン由来のグルタミンペプタイドで、この原料である、「グルテン」は日本人ではアレルギーの人は少ないですが、欧米ではセリアック病といって、脳神経まで波及する重篤なアレルギーの原因物質なので、グルタミンペプタイドではなく、アミノ酸のグルタミンを使用しています。

けっこう気を使ってるんですよ。
口に入れるものは、人を病気にも健康にもするのですから、、


天変地異の前触れかはたまた、、、

機能性医学の専門医プログラムでワシントンにいきました。

DC.jpg

疾病は薬でなおす。というのは世界共通のトレンドで、
医療先進国の米国でも、慢性疾患を生活習慣の改善や栄養療法で根本治を目指す「療機能性医学」は主流ではありません。

今回のセミナーの主題は
機能性医学の肝ともいえる「消化管機能の正常化」でしたが、
講師はなんと。ジョンズホプキンズの消化器専門医の先生でした。(えらいべっぴんの彼女つれてきてました)

印象に残ったのは、
GERD(逆流性食道炎)などの胃酸過多の治療には、プロトンポンインヒビターやH2ブロッカー(胃酸を抑える薬:ガスターやタケプロン)を使用する事が主流ですが、実はこれらは、食物アレルギー、腸内細菌医異常、腸管バリアー機能低下が原因で、胃酸を抑える治療はかえって「逆効果」である。という衝撃的な内容でした。
講演の最後に、ハンバーガーをどか食いしてから、消化管機能がおかしくなり、胃酸をおさえる薬で増悪したという患者さんが登場し、彼の治療を受けたエピソードを話してくれました。

「最終的に、彼の治療に行き着いて、劇的に改善したんだけど、
友達が、
『やっぱりジョンズホプキンズはスゴいわね、ところで、どんな治療をしたの?』ときかれたので、
『胃酸をおさえる治療をやめて、ハーブを使ったの』とこたえたら、、
『なんでジョンズホプキンズがハーブなんか使うのよ!!』とひっくりかえっていたわ」




muliln.jpg




医療の常識は、大きくかわろうとしています。
「ただの胸焼け、されど胸焼け」背景はとても大きなものがあるのです。

「胸焼け=ガスター」という時代は間もなく終わるでしょう。







NY夜景


20日で36歳になり、見た目に年が追いついてきた感がありますが、
斎藤のアンチエイジングは続きます。


チンゲ

チン毛の白髪も黒くなります。(7/20NYCで撮影)

これは「次世代の医療」か?はたまた天変地異の前触れか?






not miracle just medical©



医学の探究は続きます。


亜鉛こぼれ話 その2

以前もお話しした、下町浅草近くの台東病院で皮膚科外来を非常勤で担当しています。



このまえ、かわいがっていただいている大弁護士先生のおはからいで、
史上初の「三連獅子」(髪の毛をグルグルする、初舞台などおめでたい時に行う歌舞伎の演目)をみてきました。

三連獅子

史上初3連獅子

歌舞伎のメイン舞台は江戸で、セリフで「吉原大門」とかセットで「三社祭の提灯」など、身近に感じます。

浅草の患者さんは、まさに歌舞伎に出てくるような「江戸っ子」な方が多くて、歌舞伎の設定のような、江戸時代に医者をやっている、錯覚を覚えます。

ご高齢者の方は亜鉛が不足していらっしゃる方が多いというお話は以前もしましたが、

このまえ、
80歳くらいのおじいちゃんが、
「病院いくつか回ったけど、ぜんぜん治りゃしね〜や、せんせい!、どうにかしてくれや」
と、診察しつに入るやタンカを切られてしまい、
「亜鉛が足りないかもしれませんから」と亜鉛華軟膏を処方、サプリもとってもらうようにしました。

すると1週間後

「せんせい〜!、スゲーな、亜鉛て〜のは、いや〜せんせいには助けられたよ〜」
「さっき待ち合いで隣の人にも亜鉛すすめといたよ〜」

「あ、そうですか〜、良かったですね〜 ハハハ(隣の人にすすめないでね、)」

それから1ヶ月後、

またそのおじいちゃんが来院。でも 元気がなさそう

「せんせい、オレ、胃がんだってよ、」

目には少し涙がたまっていて

「手術のために、明日から入院だから、せんせいにもう会えないかもしれないからよ、あいさつに来たんだよ。最後に亜鉛の軟膏だしてくれよ」

診察室は一瞬、歌舞伎の「今生の別れ」の1シーンになり

「がんばってきてね、また、亜鉛だしてあげるから、、、(涙)」

と処方箋に最後かもしれないハンコを押す。



そして一ヶ月後、、

おじいちゃん登場!
「せんせい、オレ、せんせいにあいたくてよ〜昨日退院したばっかだけど、きちゃったよ〜」
「嫁さんに財産全部わたして、覚悟きめて、手術うけたよ〜」
「こんなに切ったよ〜」
「せんせい、亜鉛だしてくれよ!」

おじいちゃんの健闘をたたえながら、処方箋にハンコを押すわたくしであった。


「亜鉛こぼれ話 その2」おしまい









台東病院内の生活彩家で「mdFood」売ってます。
生活彩家 台東病院店
プロフィール

dr.saito

Author:dr.saito
更年期障害の女性にテストステロンを使用した自律神経調整療法のパイオニアであった斎藤信彦(医学博士)の三男として東京に生まれた。日本医科大学を平成10年に卒業後、同大学産婦人科学教室で助手を勤めた。その後、父の産婦人科医院を手伝いながら、美容クリニックで美容皮膚科治療を修得、国内外のアンチエイジング学会や栄養療法のワークショップに参加。総合的なアンチエイジング医療を提供するため、平成18年6月に「トータルアンチエイジング上原クリニック」を開設。翌年9月「メディアージュ青山通りクリニック」Chief Medical Officerとして、包括的なアンチエイジング医療のトップエンドクリニックモデルを完成させる。分子整合栄養医学に基づいた栄養療法をベースに、美容皮膚科治療、レーザー治療、ホルモン療法によるアンチエイジング、デトックス療法による慢性疾患の治療、αリポ酸を中心とした点滴療法、キレーション療法を得意とする。現在は日本機能性医学研究所を設立し、機能性医学の啓蒙、臨床研究に従事している。

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